レギュラーコンサートの聴きどころ【プレトリウス】

さてレギュラーコンサートの聴きどころ企画第二弾は、廣田さんによる、フランス舞曲の聞きどころです。

今回ご紹介するのはプレトリウスのフランス舞曲。
15、6世紀に活躍したドイツの作曲家であり、その時代の世俗音楽を集めた「テルプシコーレ」の中にフランス舞曲があります。
聴きどころとしましては、トワイライトが演奏する機会が今まであまり多くない、ルネサンス期の音楽に取り組むことではないでしょうか。
ただし、そう身構えることなかれ……世俗音楽とは、広く庶民に親しまれていた音楽であり、舞曲とはその名の通り、踊るための音楽。
このルネサンス期は実は舞曲が大流行した時期なのです。そんな当時に思いをはせながら、どう表現すればよいのか。
第一には、演奏する楽器の違いです。今の楽器は当時の楽器からしたら、驚くほど大きな音量が鳴ってしまいます。そこで、考慮した結果、1stトロンボーンは、アルトトロンボーンで演奏することにしました。これで、楽曲の持つコンパクトかつ、柔らかい響きを表現できる……はずです!!

さて、本番に鳴り響く、舞曲の響きはどのようになるのでしょうか??お楽しみに!!