レギュラーコンサートの聴きどころ【カトルアカトル】

ついに明日はレギュラーコンサート本番です!

最後の聴きどころをお伝えするのは、リーダーの今村さんです。

それでは明日、ご来場お待ちしております!

カトルアカトル
フランスの作曲家、ジェローム・ノレの作品。自身もトロンボーン奏者で、楽譜の中もいたるところでトロンボーン奏者でしか書けないほどトロンボーンの特徴が生かされており、聴く人ももちろん、奏者も気持ちよく演奏できる作品である。

4楽章形式で、それぞれの楽章が全く異なったジャンルの音楽で構成されており、4曲通して聴くものを離さない。

軽快で爽やかなダンス音楽の1楽章に始まり、バラードで綺麗に歌い上げたかと思えば、ジャズワルツのノリ良い音楽になる2楽章、プランジャーというミュートを駆使したブルース音楽の3楽章、4楽章は終始快活なテンポで、グリッサンドやベルトーンと、トロンボーンの魅力がこれでもかというほど使われ、華やかに曲を締めくくる。

また全楽章を通して、ミュート(ベルに挿入し、音量を下げたり、音色を変えたりする道具)がほぼ全種類と言っても過言ではないほど次々と登場するところも楽しめる一つの要素だと言える。

見ても聴いても楽しめる1曲だ。